実験・解析結果などの数値データを可視化することができるツールです。
データ読み込みや各種の画像処理、表示の設定等が個別に モジュール化されていますので、このモジュール・アイコンを自由に配置し組み合わせるだけで、データを可視化することができます。
AVS/Express Viz(可視化用)、AVS/Express Developer(開発者用)があります。
機能・特徴
画面との対話による快適な作業環境
可視化作業に必要な手順をモジュールとして内蔵し、これらを対話的に自由に組み合わせることで ノンプログラミングでの可視化を実現します。 更に、アイコンによるグラフィカルなユーザーインターフェイスを採用しているため、操作も極めて容易です。
複数種類のデータの統合表示
他のポスト・プロセッサでは困難な、複数種類のデータの統合表示が可能です。 これにより、シミュレーション結果と計測結果、画像データと音声データの融合した出力が可能です。 また、2次元のイメージ画像と3次元の幾何オブジェクトを一緒に表示することも可能です。
AVS/Express
スクリプト
MicroAVSの操作をスクリプト・コマンドで行う機能です。データファイルの読み替え、パラメータの設定、アニメーションへの出力、またそれらのバッチ処理を行うことができます。定型処理などを行う場合にも最適です。
豊富なモジュールと拡張性
現在、約500のモジュールを標準装備し、さらに対話的にユーザが独自の モジュールを作成することも可能です。 また、モジュールを作成機能を使って、独自のデータを読み込むモジュールを作ることもできます。
ユーザインターフェイス構築機能
プルダウンメニューやボタン、ダイアル、スライダー等、ユーザインターフェイスを構築するようなモジュールもたくさん装備しているので、ちょっとした ミニアプリケーションが作れます。
出力例
集積回路設計(拡大図)
ハードディスクドライブ内の流体
(拡大図)
環境データ(拡大図)
テレコミュニケーションのデータの通信量
(拡大図)
医療分野(拡大図)